うちの三男坊はもっか、就活中。 次男坊は、この春から新しい転職先へ行きます。
こんにちは。
Worker’s Cafe のけたろーです。
心や身体のこと、日々の暮らしのこと、仕事と生活のあいだで感じたことを、ここではゆるく書いています。
さて…。 今回はこんな話です。
新入社でも、転職でも、会社を選ぶということは、将来設計のひとつでもあるので重要な局面だと思います。
今回は、次男と三男のことをみてて、ちょっと感じたことを書こうと思います。
どう会社を選ぶか?
会社選びのときに気にするのが条件や待遇、仕事の内容とか…。
もちろん、これからの生活にも関わってくるからそういうことも大事だと思うし、重要なポイントだと思う。でも、それだけでは見えないものもあるよなぁと次男とか三男をみてて思ったんですよ。
会社には、だいたい二種類あると思う。
ボクはいちお、経営者の立場なんだけど、その上で思うのが、会社には大きく、2種類あると思ってて…。
ひとつは、経営者側の利益を最優先する会社と、もうひとつは、社員を含めて会社全体のことを考える会社の2種類かなって。 どっちが良くて、どっちが悪いというのではないので、まず、そこは理解してほしい。
それに、会社を運営していく上で利益を上げていくことは、半ば使命でもあるし利益がなければ会社として存続しえないから、そこは否定しない。
でも、その利益がどこを向いてるのか? ということが、ポイントだなと思うんです。
事業として、(自分の)利益ばかりを追い求めている会社って、どちらかといえば社員は外側にあって、自分のためだけに会社を動かしている感じ。一方で、働く人のこともちゃんと考えている会社は、自分を含めた全員を思っている。
結果として、仕事にも、職場の空気にも少し違いが出てくるように思うんですよ。
条件だけでは見えないことがある
給料、休み、通いやすさ、仕事内容とか福利厚生な部分。
・・・どれも大事だと思う。
でも、実際に働き始めてから気が付いてくるのは、その会社が人をどう見ているかだったりします。 職場環境って、仕事そのものでもあるし、仕事環境とは、人間関係そのものでもある。
どんな人が、どんな風に働いてるのか? 話しやすい環境なのか? みな笑顔なのか?
入ってみないとわからないんだけど、でも、すごく大事なことでもある。 給与がよくても、人間関係がおもしろくなければ、面白くない。
三男の経験談をきいてて、おもしろい話題があって… むろん、本人にとっては面白くなんだけども。w
最近は、オンラインの面接が主流で、そのとき面接者から、
「会社を選ぶ基準はなんですか?」
って聞かれたんだって。 で、彼は、『会社の雰囲気で選びます。』 って答えたそうだ。
結果的に、次へ進めなかったんだけど、三男曰く、その返答がまずかったのかなと。
なぜか?
『オンライン』だから、会社の雰囲気を見るすべがないのに、どうやってそれがわかるの? ってことみたい。
会社の雰囲気で選ぶって、重要なことだと思うんだけどね。
理念は、やっぱり大切

会社をやってる身からすれば、ボクは、経営理念って大事だなって思うんですよ。 なんてことをいうボクの会社も以前は、理念なんてなかったんだけど。w 経営者があつまる勉強会で、理念の大切さを知りました。
どういう想いで、会社をやっているのか?
平たく言えば、理念とはそんなこと。
もっとも、体裁を繕って、きれいな言葉が並んでいるだけでは意味がないのだけど、本当に大事にされている理念は、日々の仕事や職場環境にちゃんと出てくるし、理念が通っている会社は、社員一人ひとりが違う。
新人への接し方。失敗した人への向き合い方。個々への配慮のしかた。
職場のみならず、例えば、得意先や、お客さんとか会社内外での人間関係も円滑になる。むろん、それは家庭環境にも波及していく。
つまり理念って、ただの飾りじゃなくて、会社の考え方が出るところなんですよね。
理念が通ってる会社さんでの話し。
以前にお邪魔した会社では、会社全体に理念が浸透していて、社員も、取引先の社外でも、いい関係になってるのを感じた。
先代のころには理念がなくて、社員もバラバラで、意思の疎通がなく、各自の仕事さえやってればいいという感じだったらしいんだけど…。 自分の代になってから、理念をつくって、それを徹底したら社員も変わって、会社の雰囲気も変わったんだって。
もっとも、『理念で飯は食えない(会社はやっていけない)』っていう人も中にはいるようだけど、会社って、利益だけを得ればいいのか? と言えば、そうではないと思う。
裏を返すと、理念って、共感の部分でもあってその会社の考え方に賛同できるかどうか? っていうことでもある。
類は友を呼ぶという言葉通り、会社もそれに属するのだと思える。
というか、何に集まってるのか? が見えてくる。 簡単な例として、ノリの話し。 体育会系のノリなところでは、そういうノリが好きなな人が集まってる… あと、「稼ぐ」にフォーカスしたギラギラしてるところもそうかな。 そういう人たちが集まってる。 要は、そういうこと。
会社を選ぶときは、理念があるかどうかだけじゃなく、その理念が生きているかを見た方がいいと思うよ。
会社の名前より、その中の人たち

会社選びの判断材料のひとつとして『有名な会社』かどうかもあるよね? 世間的に知られている会社、名前の通ってる会社って、なんだか安心できる。
でも…
ちょっと注意してほしいのは、有名な会社だから素晴らしい… とは限らないということ。(そんなことを言うと、敵を増やしそうだけど。w)
聞いた話なのだけど、ある上場企業で毎年300名以上の人を採用して、3年後、5年後にその人たちが何人残ってるかといえば、数名とか、数十名だとか。 採用しても、その多くは1年もたたずに離脱していくのだとか。
いろんな活動を経て、夢描いて、せっかく、入社した会社も自分がそんな状態になってしまうとどうだろう?
ひとつ意識したいのが、
実際に毎日、向き合うのは、会社の名前ではなく、その中にいる人たちということ。
たしかに、会社の名前が大きければ、待遇もいいだろうし、条件も違うし、安定もある。 _いや、安定という面では、最近では通用しないかもしれないね。
『大手』だから大丈夫だという世の中ではないし、仮に、会社が大丈夫でも、不採算部門に就けば部門ごと他へというのもある。
かなり前、アメリカに出張したときのこと。 会社の中を案内してくれた中に、部屋に電気もついてなくて、人がだれもいないというところがあったのね。 なんで? ってきいたら、「あそこは、昨日部門ごと売られたんだよ」だって。
以前の日本なら考えられないことなんだけど、今の日本は仕事のやり方も欧米化してきてるから、似たような感じになってる。 ちょっと暗くなってしまうけど…汗
大事なのは、
上司はどんな人か。相談しやすい空気があるか。変にギスギスしていないか。
もっと言えば、自分の感性と合っているのか?
会社訪問などで実際に「場」をみれるのであれば言葉だけじゃなく、その場の『本当の』空気を見るのも、とても大事なんだと思う。
自分に合うかどうか?
で会社をみてみる
自分が希望する条件にあうような完璧な会社って、たぶん、そんなに多くないと思います。 仮に条件が合致したところが見つかったとしても自分の感性に合わなかったら、どうだろう?
だからこそ、本当の意味で自分に合う会社探しの方が大事なんだと思う。
どんな仕事をしたいのか?
やりたい仕事の内容は合っていたとしても、ご自身として、
何を大事にしたいのか。どんな空気なら働きやすいのか。何は我慢できて、何は無理なのか?
そこが見えてくると、会社の見え方も少し変わってくるのかなって思うんだけどね。
まとめ
会社を選ぶとき、待遇などの条件を見るのは大事。 でも、それと同じくらいその会社が何を大事にしているのか、どんな考え方で動いているのかを知ることも大切です。
経営者側の利益ばかりを考える会社なのか? 社員も含めて考える会社なのか? 理念はあるのか?
どれもよくわからないのであれば、会社規模の大小だけにとらわれず、ひと先ず、理念を確認してみるのも有効かなって思います。
オーバーな言い方かもしれないんだけど、職場選びって、これからの生活はもちろんのこと人生を決めることがらでもある。それに、多くの人にとっては、一日の大半は「働くこと=職場」で過ごす時間。
だからこそ、どんな人と出会い、どんな人と同じ空間、同じ時間を過ごすか?
ということも見ていきたいポイントかなと思う。 これって、新卒で会社を決めていく人にはあんまりイメージできないことかもしれないけどね。
でも、お金だ、休みだということ以外に、ちょっと、視点を変えてみてれば会社の見方や、選び方も変わってくるのかなと。
三男の就活と、次男の転職を見ながら、会社選びって、条件だけじゃなく、その会社の考え方を見ることなんだなと、
あらためて思っています。
書き出してみるのもあり。
会社選びって、条件を見るだけじゃなくて、自分が何を大事にしたいのかを整理することも大切かなと思います。
給料や休み、仕事内容ももちろん大事。
でも、どんな雰囲気・環境の中で働きたいのか、何が大事で、何がしんどく思うのか? そういうのって、頭の中だけで考えていると、案外まとまらなかったりします。
そんなときは、ノートや手帳に書き出してみるのもひとつかなって思います。
パソコンやスマホに書き込むというのもあるんだろうけど、やっぱり、『手書き』。
企業ごとの印象を書いたり、面接で感じたことを残したり、自分の考えを少しずつ整理したり。手書きで書いてみると、意外と自分が大事にしたいことが見えてくることもあります。
あと、会社選びに迷っているなら、一度読んでみてほしい本があって。
やりたいことも、目標もない…という視点から、後悔しないキャリア形成のことが書いてある。就活生本人にも、親御さんにも参考になると思う。
ここまで読んでくれてありがとうございます。Worker’s Cafeでは、
- 日常の中でふと思ったこと
- 仕事や人間関係のこと
- 旅先で感じたこと
- 使ってよかった道具や本
そんな「日常と仕事のあいだ」にある話を書いています。もしよければ、他の記事ものぞいていってください。
会社と自分のマッチングが合わないと感じたとき、転職エージェントに話を聴いてもらうのもひとつの手だと思う。 まず話すだけ。それだけで整理されることがあります。


ちなみにボクは、「聴き屋」として人の話を聴く活動もしています。考えごとを整理したいときや、少し話してみたいときは、こちらもどうぞ。








