男? 女? 独り? 夫婦? パートナー?
子どもはいる? ひとり? 2人? 3人? 4人?
それとも5人? それ以上?
仕事してる? してない?
サラリーマン? それとも自営?
その仕事は順調? そうじゃない?
海が好き? それとも山?
アウトドア派? インドア? …。
置かれてる立場や、趣味嗜好は人それぞれ。
それに、もちろん考え方だって違うし、価値観も違う。
たぶん、みんなそんなことわかちゃいるんだけど
自分の世界が全て正解で、自分の意見や考えが全部だと思って、
それを真っ先に口にして、ついついストレートに
【自分の正解】 を相手にぶつけ、押し付けてしまうんだ。
概ね、その行動は〝無意識〟に行われるから、その瞬間、
なぜ相手が気分を害してしまったのか? なぜ機嫌が悪くなったのか?
相手の氣がわからないでいることがほとんど。
自分の言動や態度が蒔いてる種なのに、
相手が勝手に怒ってしまった… なんて、まるで他人事のよう。
それでその挙句、相手が悪い、環境が悪いと他の所為にして追いやる。
でもさ、よくよく考えてみれば、違うんだよ。
相手に関わり、寄り添うということを、忘れてはいないかい?
こんな時期だからこそ相手に寄り添うってことが
大切なんじゃないかなって思うんだよ。
相手の話に耳を傾けて、自分とは違う意見や考え方を受け止め
相手に寄り添う。
これは、夫婦であっても、我が子であっても、
親しい友であっても、ましてや、あかの他人に対してでさえ同じこと。
自分と相手は違う… これが前提なのだ。
その上で、相手に寄り添い少し言葉をかけてみる。
『そんなことがあるんだね』『そんな考え方があるんだね』
『すごいよね。』『それはすばらしいね!』
相手にとっては、それだけで救われることもあるんだよ。
皆が皆、自分ではないのだ。
… なんてことを思った梅雨時の午後の出来事。