Work-Life Balance と On-Off

こんにちは、けたろーです。 いつの間にか梅雨入りですね。 昔に比べると、雨の降り方も尋常じゃないくらいに降りますよね。

先日の雨はかなり酷くて、いつも使ってる国道の山側の斜面が崩れて、しばらく片側通行になってました。 今は回復してます。 工事の皆さんは大変だったと思います。 感謝しかないです。 ありがとうございます。

さて、5月は仕事でドイツ・アイルランドに行ってきました。 それから帰ってきて、次は仕事でインドネシアへ。

ヨーロッパは、今回が初めてだったんですけど少し感じたことをお話ししますね。

目次

仕事時間とプライベート時間。

一番に思ったのが、時間の使い方とか仕事の仕方などが全然違うなっていうこと。 ヨーロッパ圏内に関しては、テレビやメディアなどで少しは知ってるつもりだったのだけど、実際に見てみると、やっぱ、なんか違うなっていう印象を受けました。

何がどう違うのか? 言葉にするのは少し難しいのだけど、ゆったりとしているというか、あくせくしていないというか。。

総じて・・・というつもりはないのだけど、概ねの日本人はなんだか、あくせくしてる気がします。 生活のために仕事をしているというかそういう感覚かな。 でも、あっちの雰囲気をみているとその辺りがちょっと違う気がしました。

まぁ、もちろん、全部が全部ではないと思いますけど。

インドネシアでも?

インドネシアも似たような印象をもってます。 ちなみに、インドネシアはこれが3度目。 お邪魔した先は3回とも同じ会社さん。 コロナの前に2回行って、今回が3度目。 新しいターミナルができていて、すっかり綺麗になっていました。

高速道路や鉄道もできていて(鉄道は開業前かな。)、着実に〝進化してる!〟っていう印象。 活気があって好きです。

インドネシアは、経済的に決して裕福というわけではないのだろうけどあくせくしていない。 むろん、与えらえた仕事は淡々とこなしているのだけど、労働時間に対してはきっちり分けてると言う感じでしょうか。 曰く、家族との時間を大切にされている方が多いらしいです。

イスラム信者の方が多い地域でもあるので、ムスリム(お祈り)の時間はきっちりとられていて、『労働時間』という意味では、就業時間中の全部を仕事に費やしているというわけじゃない。 ということを考えると、時間の感覚もおのずと日本人のそれとは変わっているというのがわかります。

バランスは大事。

海外にいってみて、最近流行? の〝Work-Life Balance〟とか、仕事に対する On-Off を考えてみると、海外の方がバランスがうまくとられているのではないか? という風に思えるのです。

ただ・・ これって仕事に対する価値観に相当することなんだとも思います。 要は、軸足の問題かなと。 

多くの海外では、『Life』があって、『Work』があるという感じ。 その上でバランスをとる。 一方の日本はその逆で、まず、『Work』があって『Life』を考えるという感じかな。 プライオリティ(優先度)が、まったく真逆。 On-Off で考えるとそれが顕著かなって思ったりします。

仕事は仕事。休みは休み。 

で割り切った考えができるのは、もしかすると、仕事に対してドライに捉えるからできることなのかなと。 穿った見方をすれば、〝好きでもない仕事〟をしているという状況を考えると、早めに仕事を切り上げて『好きなプライベートな時間』に突入したいと思うのは自然な考えかなって思ったりします。

逆に、『大好きなこと』が仕事になっているとすれば、On-Off という境目も特に気にならないということですよね。笑

なので、この点については、自分の中での仕事の位置づけが感情・感覚的にどういう捉え方なのか? ということを整理する必要があるのかなって、思います。 今の仕事がそれほど好きでもないのであれば、On-Off を明確にして、メリハリをつけて、仕事へのモチベーションを担保するというのもひとつの方法なんじゃないかな。

好きなことを仕事にする?

で、好きなことを仕事にする場合を考えると、それが〝仕事〟だという風な感情になってしまうと、それはそれで逆にうまく回らなくなる・・・。 という話は聴いたことがあります。 つまりは、ビジネスライクな感情での捉え方が、好きでやってた頃の本来の伸びやかさを損ねてしまうという・・・。 (^_^;)

例えば、サーファーとかその他の競技者とか、芸術とか、音楽の分野でもそうかな。 ただ、無性に無心に好きでやってるときの状況と、『お金を稼ぐ』という感情が入ってきてやるのとでは雲泥の開きがでると聴いたことがあります。 傍から見ていて、印象が顕著にわかるみたいです。 

自分本位ではなく、やっぱりバランス…

ただ、ボクが思うに、もし、それらへの対応が〝自分自身だけ〟に向けられているのであればどうなんだろう? って少し考えてしまうのです。 

仮に、その仕事がすごく好きで、それにすごく没頭できる環境にあったとして、それによってパートナーや家族、自身の子ども達が犠牲になっているのであればどうなんだろう? って。 確かに、自分は没頭できていいかもしれません。 でも、親との時間を過ごしたいと思っている子どもらはどうなの? と。 

パートナーの理解を得た上でならいいのだろうけど、幼い子どもらが理解できるとは到底思えないのです。 

私見ですけど、子どもの幼い時期って一瞬。 その瞬間は戻ってこない。 だからこそ、その辺りへのバランス感覚が必要なんじゃないのかなって。

いずれにしても、もし、〝大好きなことができる環境〟が得られているのであれば、そういう〝見えないもの〟への感謝の心は忘れてはいけないと思ってます。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

Written by

けたろー。のアバター けたろー。 心理カウンセラー/魔法の質問 認定講師

心理カウンセラー/魔法の質問認定講師/自称料理研究家。

まず・・ 食に興味があり、ご縁があってカラダのことを学び、また、ご縁を頂いて心理学を学びました。ボディ・マインド・スピリッツは全て繋がっています。どれが欠けても善くない。学んできたことをゆるく語っていければなと思ってます。

目次