ボクは普段からあまり病院には行かないのですけど、所用があって、つい最近、初めてのクリニックで診てもらったんです。その時に、??? って思ったことがあったので、今日はその話です。
日を変え、別々のクリニックに2軒伺ったんですが、感じたことは『医者ってなんだ?』っていうことです。
どちらの医者も自分のことばっかり。 こちらの話しを真摯に聴いてくれもせず、を向き合おうともしない。
診てもらう側のボクらからすれば、医者とは一種の〝権威者〟。 その発言や行動、態度、振る舞いには、言わば、『絶対的な』感情を抱いています。 つまり、彼らがいう事は絶対であり、こちらは反論する術もない・・・ という感じでしょうか。 なので、彼らの立ち居振る舞い、行動、言動が、こちら診てもらう側へ与える影響も絶大になってしまうというわけです。
ボクのイメージなのですが、診てもらう側からして医者という存在は、拠り所であり、こちらの気持ちを汲んでくれたり、『緩和』してくれる、一種のサポーター的な存在であるべきだと思っています。
むろん、一種のカウンセラーであることは言うまでもなく、患者に寄り添い、患者の〝不〟を取り除くのが彼らの役目なんじゃないのか? と思っています。
でも、先日にお会いした医者たちには、そういったことが一切感じられませんでした。 こちらの不を取り除いてくれるどころか、逆にマイナスの感情を押し付けてくるし、むしろ、こちらにより強力な不安を与えてくる存在でした。
1人目の医者は、自分のポリシーや医院のとしてのポリシーばかりで、こちらの話しをきいてくれず。 また、二人目も同じく、相談したくても自身の感情や考え方を押し付けてくるばかりで、一切聞いてくれないのです。
こちらが話そうとしても一切を遮断。 挙句、『それは僕には関係ないです。 あなたが勝手に困ってることですから、私には関係ありません。』 と、一蹴。 初診だったんで、当然、初対面です。 初対面の人に対して、威圧的で暴言に近いような言葉づかい。
例え、どんな感情をもっているにせよ、少なくとも、患者と対面している時はそれを出すべきじゃないんじゃないのか? と。
こんな医者がいるのか? これでも医者なのか???? って、思いました。 相談者に向けて話す言葉なのか? とも。
全部の医者がそうであるとは、到底思いたくないのですが、そういう医者がのさばっているのも事実ですよね。 ボクが体験しているのですから、少なくともお二方はその類の医者というわけです。
ボク自身は、心理学を学び、伝え方、聴き方を学んだつもりです。 その目線で彼らを見ていると、聴き方、伝え方が一切なっていない。 医者という立場を鑑みると、患者と接するにあたっては、伝え方、聴き方はもっとも重要な要素であるはずにも関わらずです。
なんだか、情けなくなりました。 2軒目のそこは、自由診療という形での診療だったのですけど、終始、自身の考えとか周りへの愚痴ばっかり。 事情があって、こちらも聴くしかなかったので、それでもお金を払わざるを得なかったという・・。
医者としてのご自身の事情や立場は、わからなくもないのですが、それをこちらに押しつけてくるのもどうなんだろう? とすごく思いましたよ。
むしろ、この禍でこんな状況だからこそ、愚痴ることなくもっと胸をはって、自身の行動をやればいいのにと思いました。 愚痴を出すってことは、ご自身の行動が間違っているんじゃないのか? という裏返しにも見て取れるからです。
ボク自身、食べ物のこととか、薬に関する身体への影響のこととか、身体そのもののこととか、一通り学んできました。 学んだからこそ、医者たちを見てると、不勉強な方が多いことに気づかされます。
この禍で、それがすごく明らかになっている感は否めないです。 特に、免疫系の考え方は2分しているようにすごく感じます。 ワクチンを含め、薬が全てだという医者と、免疫は食生活を含め、自分の生活リズムや行動でなんとでもなるという医者と。
多くの(一般の)人が、病院、医療、医者を信じ、信奉しているのは事実としてありますよね。 多くの方は無条件にそれらを信じて、実行している。 穿った見方をすれば、彼らがそこにつけこんで仕事をしているという風にも感じ取れます。(あくまで、私見ですけど。)
ボクも以前までは、すぐに医者にかかっていました。 薬をもらわないと損みたいな感覚がそこにありました。 保険を払っている以上、薬局で自費で薬を買うよりも、病院に行って薬をもらった方が得だみたいな考え方です。 まぁ、それは、親からの影響でもありますが… 笑
親からは、〝医者いって、薬もらって来い! 注射うってもらえ! 一発で治るぞ!〟 って、よく言われてました。 そこにはこちらの体を気に掛ける様相もなく、ただただ早く治して、早く現場に復帰せよと。 それが使命だみたいな感じです。
確かに、薬もらって、注射打ってもらえば、すぐに良くなります。 いや、正確にいうと、よくなったように『見えます』。けど、それはただの対処であって、根本治癒ではないんです。 あくまでも対処であって、根本的なところに気が付かず、治ったと思って同じ生活を続けてるとまた再発。 強いては、前よりさらに悪化。
しかしながら、根本的なことまで言ってくれる医者ってなかなかいないですよね。 多くの医者が、現時点での病状や症状をみて、それを何とかするのが務めだと思っているみたい。 確かに、それも彼らの仕事の一つではありますが。。
医者さんはアドバイスを与えることはできたとしても、結局、自分自身でコントロールするしかありません。 重要なのは、医者として、相手にどのようにアドバイスをするのか? ということだともいます。
オレの意見は絶対だ! と強行、強制、威圧的に話をしてたのでは、逆に患者に対して多大な負荷をかけていることに繋がります。 それに、権威者からの意見というのは、洗脳されやすい事がらでもあるため、本来は治るはずのことが、より悪化させてしまう結果へと繋がってしまう可能性は否定できませんよね。
聴いた話。
本当によくできたお医者さんは、患者をよく診て、よく話しを聴き、患者が持っている精神面や心理面での不安を取り除き、必要以上に薬を出さない方だと。
今の世の中で、そういった医者さんが何人くらいいるのか・・・ ほぼいないんじゃないのかな って思っています。 まぁ、ボクが未だ巡り会っていないだけで、おられることを信じたいですけど。
もし、医者をされているのなら、医者としての在り方を少し思ってほしいです。