こんな諺がある。
You are what you eat. (あなたは食べた物そのものである。)
この言葉を聴いたときに、〝あ~、なるほど!〟とすごく思った。それ以来、この言葉がボクの中ではベースになってる。
あなたは、食べた物そのものである・・ 簡単にいえば、自分の身体っていうのは、過去に食べてきた食べ物からできている… というわけだ。
食べ物って、生き物が活動していくためのエネルギー源であるとともに、身体にとっては各部を維持・構成していくための材料でもある。
血・筋肉、細胞とか、骨とか、身体の組織を維持し、作っていくための材料を得るために人は食べてる。
とするなら、よい身体を創っていくためには、やはり、身体にとって善い食べ物を摂るというのが基本になるよね。
例えばさ、身体を〝家〟に見立ててみる。
良い家を建てたいと思ったら、どうする? 基礎をきっちりさせて、しっかりした木材を選んで、柱や梁にするよね? 虫が喰ったような木材は選ばないはずだ。いい材料を選んで建てていくことで、しっかりした家が建つ。
身体も同じようなもの。よい材料(食べ物)を食べていけば、(組成として)いい肉体ができる。
添加物にまみれたものを食べて、ジャンクフードばっかり、スナック菓子ばっかり食べてたのでは、いい身体にはならないのだよ。
身体の組織・・細胞などは、人が生まれてから死ぬまでずっと一緒ではなく、常に生まれ変わっている。概ね、7年程度で全ての細胞が入れ替わると言われている。
今日食べたものが、直ちに明日の細胞になるわけじゃない。積み重ねで、入れ替わっていくのだ。だからこそ、日々の食事には気をつけた方がいいのだ。
もし、体調に不調を感じているなら、過去に食べてきたものをちょっと振り返った方がいい。その上で食べるものを変えていくんだ。
善き肉体(組成)は、日々どんな物を食べるか? の積み重ねで決まってくるからね。