ちょっと前のことになるのだけど。。
友人主催のセミナーに参加してきたのだ。 開催地は、大分県にある鉄輪(かんのわ)温泉。 幸い、緊急事態宣言等が出る前の参加だったので、無事に往来できたのだ。 もちろん、対策は万全にして。
久しぶりの飛行機だったのだが、行き便にて空港につくとコロナ禍でも人がたくさん。 もっと少ないと思ってたんだけど、予想に反して多かった。
大分県にお邪魔するのは、20数年ぶりになるだろうか。。
前職時代での出張やプライベートの旅行で行ったことはあるのだけど、じっくりというほどでもなかった。
今回の旅は、2泊3日。といっても、セミナーなので旅行という趣旨ではなかったのだけども。笑
さて、友人主催のセミナーは、自身が持ってる新しいプランについての深堀りということがテーマ。 温泉街ということもあり、温泉につかりながら、アイデアをより深く練っていく。 また、参加者同士でブレストみたいに意見を出し合う。
ボクのプランについては、まだ言えないのだけど、なんだかものすごいことになりそうな。笑
しかしまぁ、いろんなアイデアがでるもんだ。 感心するわ。
アイデアを出すということに関して言えば、考えるための環境を変えたり、温泉に浸かりながらということも、大きく作用する。 会議室や普段の仕事場ではなかなか出てこないアイデアも環境を変えることで、出やすくなるのだ。
大事なポイントは、リラックスできる環境であるということ。 いくら場所を変えたからと言っても、ストレスがかかるような場所では逆効果だもんね。 温泉地のようなところが一番いい。 且つ、料理も美味ければ、アイデアも爆発的にでてくるようになる。 笑
お邪魔した鉄輪温泉。 ほんと、ひなびた温泉地という感じかな。 湯治場として栄えていたみたいで、コロナ禍以前のインバウンドでは、海外からの旅行者もかなり来ていたみたい。
泊まった先は、マンションの1室を借り上げて民泊にしてるところ。
お世話になったオーナーは、大阪出身の方で温泉巡りをするのが好きだったらしい。 色んな地域の温泉を旅して、行きついた先が鉄輪温泉だったと。 彼の本業はイラストレーターで、2018年に民泊に関する許可を得て、今に至ってると話してくれた。(⇒ STEAM MAGIC)
マンションの部屋なので独りで泊まるにはかなり広かった。 また、高台にあるマンションだったので、街の風景が一望できる。 夜は夜景がものすごくきれい。
コロナ前はインバウンドの恩恵をかなり受けてたようだ。笑 アジア系の旅行者が多く泊まってたそうだ。
鉄輪温泉は、タダ(Free)、もしくは数百円で入れる。 気軽に楽しめるのがいいね。 あちらこちらから湯気があがってる。 蒸気を利用した蒸し料理がすごくおいしい。 考えてみれば、〝火力〟はタダだから、ものすごく恵まれているよね。
ところによっては、宅内に温泉を引いてるところや蒸し料理用の蒸気をひいてるところもある。 もっとも、蒸し料理に関して言えば、公共?の調理場があって、時間貸しで使えるみたい。 牡蠣のシーズンがおいしいらしい。
蒸し風呂もよかった。 石釜のような構造の部屋の土間に薬草が敷いてあって、そこが蒸気で蒸されているのだ。 係りのお姉さん(おばさん)のから好きな位置に寝っ転がるよう指示され、薬草の上に寝そべるのだ。
汗が噴き出してくるのに、それほどの時間も有しない。 部屋での滞在時間は標準、8分。 それを経過すると、係のおばさんから延長するかどうか聞かれる。 2分延長して10分入った。(最長10分)
10分も入れば、もうぐっしょり。 でも、すっきり。 乾式のサウナやミストサウナとは違った感覚で、むろん、岩盤浴とも違う感じが面白かった。
コロナ禍での話を聴いてると、二分してるらしい。
二分というのは、インバウンドが盛んなころ、そちらシフトした旅館や宿泊施設は今はかなり苦境になっていて、常連を大事にしているところは、あまり影響がないとのことだ。
これに関しては、全国的に同じようなことが言える。
時の流れで一時的にでも〝儲かる方〟にシフトした連中は、その波がやむと一気に消沈の道へ進む。 でも、常連を一意に考えるところは、常連からの熱い支持と信頼・信用を得ているので、それなりの応援をしてもらうことができるというわけだ。
ビジネスの本質を考えないと、これから先は難しいのだろう。 というより、そもそも論なんだろうなとも思ったりする。
ともあれ、この旅で色んなアイデアをもらったので、実現化すべく、動き出したいと思う。
そうそう、
帰りのフライトは伊丹空港着だったのだが、滑走路が混雑ということで上空で順番待ち。 (A;´・ω・)アセアセ
前日の前線(台風?)の影響もあったんだろうね。 着陸許可がでるまで大阪上空をくるくる旋回してた。 こういう時って、独り旅には少し心細くもあり。。
隣席の人に、『大丈夫でしょうかねぇ』と話しかけて。。 気安い方だったので、助かりました。 以後、到着まで、彼女と雑談して、お陰で時間が潰せた。
定刻を30分以上も遅延して、無事に着陸。 なんとか、無事に帰れてよかった。