先日、聴いてきた話でとても興味深かったのがあったので、ちょっと紹介しますね。
こんにちは、けたろーです。
さて、主題の件…
食べたもので身体は作られる。 じゃぁ、心は?
You are what you eat.
これは、古くから言われている言葉で〝あなたの身体はあなたが食べたものでできてる〟っていうこと。 シンプルでいて、且つ、とても重要なことなのですけど、あんまり意識されていないのも事実なんだと思います。
肉体的に健康であるのは、〝食べ物〟に依るところが大きいのだけど、概ね、蔑ろにされてしまっているのは否めないですよね。
で、食べ物で身体ができているのに対して、〝心〟は何で形成される(作られる)のか? って、ここも意識されない分野なのかも。
心は、何からできると思います?
心は?
心は、〝言葉〟からできると聴きました。
とても興味深いですよね?
心の形成は、幼児期、幼少期の体験とかがベースになります。 つまり、その頃に〝どんな言葉を聞かされてきたか?〟 で、その人の基本的な心の在り様が決まってくる。 っていう話し。
幼児期・幼少期に受ける言葉の大半は、親からの言葉。 概ね、「母親」からの言葉の影響が大きいのだとか。
つまり、母から受けてる言葉によって、心(精神面)が形成されていく。 毒親っていうのがあるのだけど、それを聞いていてあながち嘘ではないなって思った。
結局のところ、両親の「ネガティブ」な言葉遣いで育ったとするなら、そのネガティブな影響を受けやすいということ。 逆に、〝ポジティブ〟な言葉遣いの下で育ったとするなら、それも同じくということ。
例えば、両親から、〝お前はアカン〟〝アホ・ボケ・カス〟〝それだめ〟〝これだめ〟などという言葉を浴びせられて育った子は、それなりの影響をうけるということ。 逆に、〝お前は天才やん!〟〝格好ええ!〟〝すごいやん!〟などという言葉で育った子も、その言葉通りのそれなりの影響をうけるということ。
また、例えば、『あ~ つかれた。 めちゃしんどいは…』 などと、仕事から帰ってきて愚痴ばかりを話しているとそれを聞いてる子どもらには、「仕事ってしんどいもんなんや。 父(母)さんみたいな仕事はやりたくないな。」なんて言う事がらが刷り込まれてしまう。
逆に、『仕事、めちゃ楽しい!』 なんていう楽しさばかりを話してるとするなら、子どもらも、「父(母)さん、毎日がめちゃ楽しそう! 私も早く大きくなって、そんな仕事したいな!」 なんていう風に思うようになる。
どっちがええ? っていうわけ。
そうそう! 一番典型的なのがたぶん、〝お金〟に関する話しなんだろうな。
銭儲けや稼ぐことに対してお金は汚いとかbネガティブな印象を与える言葉で育った子は、大きくなってもそんな考えがベースになってしまう。 投資家や不労所得者などに対する感情とかね。 苦笑
言葉って大事やねん。
などということを考えると、やっぱ、言葉って大事だよね。
どんな言葉を相手に与えるか。 こと、我が子へ ともなれば、自明だと思う。 これに関しては、すごく自戒をこめたい。 苦笑
否定されて育った子どもたちは、何かにつけ、『どうせ、わたしは…』 などと悲観的になりやすいと思うし、自己肯定感を持つことも難しくなってしまう。 逆に、肯定的な言葉の上で育てられた子どもはやる気も自信も持ちやすく、自身に『ポジ』な考え方が芽生えやすいのだと。
そんな話を聴いて、〝たかが、言葉やん…〟 と思うか?
_なるほど、「されど、言葉なのね! 気を付けよう!」と思うかは、あなた次第ということで。
参考になる本。