実は… 後住みのてんが入院して、やばかったんです。 突然のことで、正直、かなり焦った。
こんにちは。
Worker’s Cafe のけたろーです。
心や身体のこと、
日々の暮らしのこと、
仕事と生活のあいだで感じたことを、
ここではゆるく書いています。
さて、
今回はこんな話です。
きっかけは、糖尿病の診断だった。
ある日のこと。

てんちゃんの様子がちょっと変やから、
病院に連れて行くわ
ということで、病院に連れていったら糖尿病という診断を受けたんです。 血液検査などから血糖値がちょっと悪いみたいで。 でも、その日はいったん戻って、別の日、また病院に連れていくと、
「検査が必要なので、このまま入院させましょう」
ってことで、そのまま預けることになったのです。
糖尿病の病状を確認するために、血糖値のセンサー?をつけて、計る必要があるとのことで、数日、数値をモニターして、今後の処置を考えましょうってことでした。
それにしても、猫にも糖尿病があるんだねぇ… なんて、気楽に構えててたんですよね。
余談だけど、ボクも血糖値がヤバイ時期があって、定期的に病院に行って血糖値を計ったり、食事改善でローカーボ(低糖質)な食事を摂り入れたりしてました。
なので、糖尿病への知識は、多少あるつもりで。
次々と、事態は急変。
入院してるのもあって、少し安心してたんだけど、事態が急変した。
土曜日の朝、仕事するのに工場へ。 仕事してると、家内から電話が…。
てんちゃん、ヤバイみたい。
心臓がもたないって、病院から電話がかかってきた…
どうしよ?
家内は、すごく慌てた声で、少しパニック気味。
そりゃそうだ。 糖尿って言われたのに、なんで、心臓? ボクも、わけがわからなかった。
工場について間なしだったんだけど、早々に片づけて、いったん家へ戻る。 家内と息子たちはすでに、病院へ向かってた。 ちなみに、娘は高校の部活で、連絡がとれない状態。
病院について、てんの容態をみる。 彼は、ICUに入れられてた。




家内からは、事前に、酸素吸引してるという話を聴いてて、ボクはてっきり、酸素マスクを着けてる状態なのかなって。 でも、ICU… ペット用にも ICU があるや なんて、正直、ちょっと驚いた。
医者の話しを聞いてると、心筋の調子が良くなくて、そこから、肺水腫(肺の中に水がたまる)になって、胸水(肺の外側に水がたまる)も併発してる… とのことだった。
肺水腫が起きるメカニズム
なぜ、肺水腫になったか? を医者が説明してくれた。
健康体の場合、心臓が正常に機能して血液は体内をスムーズにめぐる。 心臓からでた血液はいったん肺に送られ、酸素を得て、再び心臓に戻って、全身へと送られる。 つまり、心臓はポンプの役目になってる。
ところが、心筋にトラブルがある場合、このポンプ機能が正常ではなくなる。 肺には入るのだけど、肺からの血液がスムーズに出ていかない。 つまり、肺で滞留がおきる。 その滞留から、水分があふれだしてしまうというわけだ。
胸水は、肺水腫になってあふれた水が外へ漏れ出して、たまっている状態だという…。
これって、人間でも同じなんだと思う。
肺水腫(肺の中の水)は、心臓のポンプ機能が正常になれば、たまった水はおしっことして排出される。 ただ、問題は、胸水。
針で抜くのが早いのだけど、彼の場合、太ってて、針が届かないんです… だって。汗
よくなっていけば、自然に抜ける。 酸素濃度を高めにしてるので、少しは楽になるはずなので、様子を見ましょう。 っていう説明を受けた。
てんをみてると、息が荒くて、しんどそう。 でも、眼力はしっかりしてた。
がんばって! と、ただ祈るしかない。
引き金は、肥満。
うちのてん、すごく太ってたんです。 笑えるくらい、太ってた。
よくテレビとかで、「うちの猫、太ってるんです」っていうのをみるんだけど、それでもだいたい8キロくらいかな。8キロなんて、スマートやんって。w
ちなみに、うちのてんは、11キロとか、12キロ近辺。汗
人懐っこくて、よく食べて、ゴロゴロして。 「おまえ、痩せろ!」って、ダイエット用の餌を与えて、減量に挑戦してたんだけど、ダメ。苦笑
食事を変えると、便通が悪くなったりもするので、餌を元に戻したり、いろいろ試した。 ほぼ毎日、体重計で確認して、少し痩せたか? なんてやってたんだけど。
くう(先すみ)の餌を横取りするクセは治らず、「お前なぁ!!」ってずっと言ってた。 与えないと、催促がうるさいし… というので、半ば仕方なく。 でも、結局、「肥満」ってことに向き合えてなかったのかもしれない。
肥満は、身体に負荷をかける
太っている、ということは内臓… とくに、心臓に負荷をかけているということ。
人間のケースで、肥満になると血管が脂肪で細くなって、動脈硬化になるというのがある。 猫の場合も、一緒なのかなって思って、医者にきいたみた。
医者さん曰く、猫の場合には考えにくいのだとか。
肥満で、脂肪が血管を細くするというのは、年月をかけてのことで、猫の場合、それに至るまでに寿命がくる。 だから、そのリスクは考えられない。
血管が詰まるということより、むしろ、肥満になると体内に細かい血管が発達して、その細部まで血液を送り出すのに、心臓にかなりの負荷がかかるのが問題になる。
心筋のトラブルは、猫特有の症例(問題)で、今回のは、肥満が引き金になってると。 また、心筋のトラブルは、完治するというわけではなく、薬を投与していくしかないとも。
加えて、腎臓に負荷がかかることになるので、腎不全の問題もでてくる。 心筋と腎臓の両方の状態をみながら、バランスをとって、処置する必要があるって。
太ってることを「笑い話」にしてたけど、全然笑えない話だった。
猫を見ていて思ったこと。
彼らって、毎日同じもの食べてる。 生活パターンも、ほぼ変わらない。 意識的に運動するか? といえば、そうでもない。 特に、てんの場合、痩せてる頃は、動きもよかった。
家には、猫を飼いだして間なしに、ボクが自作したキャットウォークがあるのだけど、そこへの昇り降りもスムースにできてたし、頻繁にキャットウォークを利用してた。


でも、太ってくると、それが億劫になってたのがわかる。
たまに、登りはするんだけど、ひとりで降りれない。 降りれないから、降ろしてくれと催促してくる。w
体が重いから、しんどいのか、すぐに床に寝転がる。
どこでも、すぐに、ゴロンと寝ころがるのだ。 これって、肥満の方特有の動作だよね。 寝転がりはしなくとも、すぐに腰掛けたり、休憩に入る…
肥満の状態、かなり負荷がかかってるのがわかる。
太っている自覚があるのか、ないのか… それでも、食べる。 なんなら、以前よりも余計に食べてる。 だから、また、太る。 太るから、しんどい。 しんどいから動かない、動けない。 でも、食べる… それの繰り返し。
そういう行動を見てたら、猫も人間も、構造的にはあまり変わらないなって。
てんをみてて、結局、意思の問題だなって、すごく思う。
ペットは家族。
今回、まさかこんなことを経験するとは思ってもみなかったし、「もしものときの怖さ」みたいな感情がでた…。 なんていうのか、自分の祖父母が入院したときのヤバかった時の感情に似てる。
我が娘をみてると、顕著だったよ。
どちらかというと、彼女は、そういう影響を受けやすいタイプ。 気丈にふるまってはいるけど、内心は穏やかでなくという感じ。
部活が終わって、帰り道にこの話を聞かされて、一緒に帰ってた友だちの手前、涙をみせれなかったと言ってた。 うちに帰ってきたら、気分がすぐれない、食欲もわかないということで、すぐに寝たみたいだった。
翌日、一緒に病院に見に行って、てんの元気な姿をみたら、安心して、気分も落ち着いたようだった。
ペットを飼ってない人からすれば、たぶん、『たかが、ペットだろ?』なんて、思われるのかもしれないし、もしかすると、猫を飼ってなければ、ボクも同じ感情なのかもしれない。
やっぱ、ペットは家族なんだよね。
峠は越えたみたい。


おかげさまで、今は、ICUを出られるくらいまで、回復してきた。
ただ、心筋用の薬は腎臓に負荷をかけてしまうらしいので、腎不全と心筋のバランスを見ながら加療中だけど、ひとまず危機は脱した感じ。
本当に、よかった!
退院したら、食事を変える。 体重管理のフードに切り替えて、ちゃんと向き合おう。 遅いかもしれないけど、今からでもやれることをやる。
てんが教えてくれたことは、
食べすぎは、からだを壊す。
猫も、人間もだね。
退院後に向けて、体重管理用のフードに切り替える予定です。
以前に書いた、てんの便秘の記事もあります。あわせてどうぞ。
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