やりたいことがない就活生へ。それ、普通です。親目線で考えてみた。

前にも話したかもですが… うちの三男坊が就活中でして、大学4年。 まだ、決まってないのよ…

こんにちは。
Worker’s Cafe のけたろーです。

心や身体のこと、
日々の暮らしのこと、
仕事と生活のあいだで感じたことを、
ここではゆるく書いています。

さて、
今回はこんな話です。

目次

なりたい自分がある人は、最強。

就活はやっていて、毎日なんか考えてる様子ではあるんだけど、焦ってるのか焦ってないのか、よくわからない感じで過ごしてます。笑

正直なところ、いちお、内定をもらってるところはあるのだけど、本人的には、あんまり乗り気じゃないみたい。3年のときに、就活の第一歩で体験がてら受けたところが通ったみたい。

しかし、本人さんは仕事の内容とかあんまりわかってないようで。汗

会社さんには、申し訳ないのだけど、親の目線から本人に合ってるとは思えないし、職種的にどうなんだろ? という感じの会社さんであるようだ。

就活…。

親としては、ええところが早く見つかってくれたらいいなって、まぁ、口を出してもしょうがないので黙って見てるわけです。で、そんな息子を見ながら、就職活動ってそもそも何なんやろな、ってふと考えてしまったので、ちょっと書いてます。

ふと思ったのが、もともと『なりたい』を持ってる子は、最強なんじゃなかろうか? って。

例えば、大谷翔平選手って、小学生のころから夢を明確に描いて、それに向かってまっすぐ進んでいたじゃないですか?  あのレベルになると、就活なんて関係なし。

まっすぐに、『なりたい』ことへ向かうし、 それが先に決まってるから、迷いようがない。 最強だなって。

やりたいことがある人も、強い。

その次に思うのが、「やりたい」が決まってる人。 

なりたい自分ほどはっきりしてなくても、「この業界に行きたい」「この仕事が面白そう」とか。 『やりたい』という方向が決まっていて、的を絞れているから、迷う幅は少ないよね。だから、ある意味強いと思う。

でも、大多数は、どちらもない人かな。

一方で、

「やりたいことがわからない」「なりたい自分なんて、浮かばない」

って人も、めちゃくちゃ多いと思うんです。うちの三男坊がそれ。むしろ、そっちの方が多数派じゃないかなって。というか、長男もそんな感じだった。

とりあえず、仕事の内容はわからないんだけど、どこか適当なところでいいや… って感じかな。 でも、その適当なところがわからなくて、見つからなくて、焦る。

その焦りが、ちょっとズレてる?

就活スーツ姿で桜の木の下のベンチに座り、空を見上げて考え込む男女の大学生

自分の周りをみれば、「内定もらいました!」「第一志望に決まりました!」とかという情報が流れてくる。

それを見て、「自分、オレ、大丈夫なんだろか?」ってなる。焦る気持ちはわかる。

けど逆に言えば、焦りって「正解がある」と思ってるから生まれるのかも。だいたい、就活には、あらかじめ用意された正解なんてないのよ。

「やりたいこと」は、なくてもいい。

ここでボクが思うのは、

「やりたいことを見つけないといけない」

って思い込み、けっこうしんどくないですか?ってこと。やりたいことなんて、最初からはっきりしてる人の方が少ないし、むしろ、やってみて、初めてわかるっていう方がほとんどなんだと思える。

で、「やりたいことを探さなきゃ」と焦る前に、一回読んでみてほしい本があって…

『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』という本なんだけど、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の3つの掛け算でやりたいことを見つけていく、という考え方が書いてある。

むずかしくないし、読みながら書き込んでいく感じで使える本です。

世界一やさしいやりたいことの見つけ方(Amazon)

じゃあ、どうするか?

「やりたいこと」を探すんじゃなくて、日々の生活の中で、

「なんか、これいいかも?」「ちょっと気になるな」「面白そう、やってみたいかも」

そういう小さなシグナルを、まず拾ってみる。 そうそう…。

小学生のころとか、近所の働いてる人とか、テレビなんかをみてて、『あ、楽しそうな仕事!』って思ったことない? たとえば、「ケーキ屋さんっていいな」とか、「パン屋さん、楽しそう!」とか、「あんな車に乗れるなんていいな」とか。

そんなレベルでいい、ざっくりでいいんですよ。ぼんやりでも。それが、入口になることも結構あると思うんだけど。

けど逆に言えば、「わからないから」で、流行りの職種をとりあえず選ぶ、みたいなのは、ちょっと違うと思ってて。

AIとか… 今どきの職種って、確かにかっこよく見えるし、求人も多い。でも、「なんとなく食いっぱぐれなさそう」で選んでしまうと、あとで

「なんでここにしたんやろ」ってなりやすいのもある。わからないなりに、自分の中の小さな引っかかりを無視して決めてしまうのは、もったいない気がするんですよね。

  • なんとなく嫌じゃない
  • ちょっと気になる
  • この雰囲気、合いそう

そんなレベルでいい。「やりたいこと」じゃなくていい。自分の中の小さな感触や直感を、少しだけ信じてみる。

それだけで、だいぶ視点が変わると思う。

違和感の方が、正直だったりする

やりたいことがはっきりしないとき、

「これは違うな」「ここはなんか合わなそう」

って違和感は、意外とはっきりわかる。やりたいことを探すより、「やりたくないこと」や「違うもの」を削っていく方が、実は現実的だったりする。

残ったものが、今のあなたにとっての最善解かも。そういう見つけかたでも十分だと思う。

自己分析は、やりすぎてもしんどい。

とはいえ、あれこれ考えすぎるのもしんどくなるよね。自己分析に行き詰まったら、 アプローチを変えてみるのもありかなと思う。ちょっと前に見つけた本があって…

『やりたいことも目標もないので、 後悔しないキャリアのつくり方教えてください』

って本なんだけど、タイトルがもう、三男坊そのもの。笑

5万人以上のキャリア相談を受けてきた コーチングのプロが書いた本で、「やりたいことがない」を前提に、自分の価値観や判断軸を整理していく内容で、理論がどうこうというより、 読みながら自分のことを考えられる感じ。

やりたいことがないなら、それでいいじゃないか、という話から始まるのが なんか、ちょっとホッとする。笑

後悔しないキャリアのつくり方(Amazon)

いっそ、3年と決めて腹を括る。

それでもどうしても決められないなら、いっそ割り切って、

「最低3年、どこかに入り込んでみる」という選択肢も、全然アリかなと思う。

昔からよく言われる「石の上にも3年」って、根性論に聞こえるけど、あながち外れてなくて、だいたい3年やってみると、業界のことがなんとなく見えてくるし、周りからの評価というか、仕事を任せてもらえるボーダーも、だんだんわかってくる。

もっとも、その3年をどんな風に過ごすかにもよるんだけどね。

ええ加減に嫌々やってると、むろん評価はされない。

「ここで、スキルを吸収するぞ!」って、何かしらの意欲をもって過ごしたうえで、自分にとって向いてるのか、向いてないのか、もしくは、会社や業界が合ってるのかどうかがわかることも多い。

入る前に全部判断しようとするから、ちょっと動けなくなる。

けど、もちろん、入ってみて、「あ、これ全然違う」って違和感がどうしても消えないなら、3年待たずに辞めていい。それはそれで、ひとつの答えだと思う。

今は、入社後1か月も経たずに辞める人も多いみたいだね。特に、ゴールデンウイークが明けて、辞めるひとも多い。

1か月で何がわかんねん? って、いう人も多いとは思う。でも、本人にとっては、切実なんだろう。

この点、企業側にも責任があるんだと思う。人材を獲得するために、会社の内容を誇張して伝えてるところもあるのは事実としてある。ということを思えば、一方的に新入社員側を責めるのはどうなんだろ?って思ったりもする。

けど、「なんとなく嫌じゃないかも」くらいの感触があるなら、まず3年、腹を括って飛び込んでみる。それだけで、見える景色はかなり変わると思う。

それで、もし3年やってみて、「やっぱり違う」と感じたとき、そのときは、転職という選択肢が普通にある。

今の時代、転職は珍しくもなんともないし、むしろ、一度社会に出てから動く方が自分に合う仕事を見つけやすかったりする。新卒での就活中に余計なことなのかもしれないんだけど、ここ最近は、新卒の採用をやめてる企業も多いみたい。理由は、キャリア。

新卒を採用してゼロベースで鍛えるよりも、転職者を採用して即戦力にしたいという企業が増えている。

というので、3年がんばってキャリアを積んで、ステップアップするのもいい。気になる人は、転職サービスに
登録だけしておくのは全然アリです。

正解は、あとからついてくる。

就活って、「これが正解です」って答えが最初からあるわけじゃないんですよね。

結局、自分がどんな仕事に就いて、これが自分の正解だった… っていうのは、結果論でしかない。選んだあとに、その場所でどう動くかで、正解になっていくことの方が多い。

逆に言えば、小さいころからやりたいって思って飛び込んだところでも、思っていたのと違うケースだってあるし、その反対に、まったく考えもしなかった業界に入って、それが天職だったというケースもざらにある。

最初の一手が全てを決めるわけじゃない。

それに… 今って、昔と違って働く環境や考え方も随分変わっている。昔は、終身雇用が当たり前で、大手に入れば安泰… みたいな空気だったけど、今は全然違う。 大手だってつぶれていくし、終身までの保証はない。

だから、嫌じゃないか、続けられそうか、少しでも引っかかるか? そのくらいの基準で選んでみてもいいと思う。

ノートと鞄を持ち、青空の下で笑顔でサムズアップする男女の大学生

まとめ。

なりたい自分が決まってる人は、最強。やりたいことがある人も、強い。

でも、どちらもない人は、無理に見つけようとしなくていい。削って、残ったもので選んでいけば、それで十分。どうしても迷うなら、腹を括って3年飛び込んでみる。正解は、結果論。動き出してからついてくる。

三男坊がそれを知ってるかどうか、まぁ、知ってるとは思わないけど(笑)

最後に、ひとつだけ。

「とりあえず動いてみる」という意味で、逆求人型の就活サービスに登録しておくのはアリだと思う。

自分から探すんじゃなくて、企業側からスカウトが来る仕組みで、「どんな会社が自分に興味を持つのか」を見るだけでも、自己分析のヒントになったりする。

登録だけなら、無料でできます。

楽天・Yahooの利用が便利!という方へ

紹介した本は、こちらでも買えます。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

Worker’s Cafeでは、

  • 日常の中でふと思ったこと
  • 仕事や人間関係のこと
  • 旅先で感じたこと
  • 使ってよかった道具や本

そんな「日常と仕事のあいだ」にある話を書いています。

もしよければ、他の記事ものぞいていってください。


ちなみにボクは、「聴き屋」として人の話を聴く活動もしています。

考えごとを整理したいときや、少し話してみたいときは、こちらもどうぞ。

カフェのテーブルでノートパソコンとノートを広げ、真剣な表情で就活に取り組む男女の大学生

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

ここまで読んでくれてありがとうございます。

Worker’s Cafeでは、

  • 日常の中でふと思ったこと
  • 仕事や人間関係のこと
  • 旅先で感じたこと
  • 使ってよかった道具や本

そんな「日常と仕事のあいだ」にある話を書いています。

もしよければ、他の記事ものぞいていってください。


ちなみにボクは、「聴き屋」として人の話を聴く活動もしています。

考えごとを整理したいときや、少し話してみたいときは、こちらもどうぞ。

Written by

けたろー。 けたろー。 Owner/聴き屋。

ワンオフで機械づくりの仕事をしながら
「聴き屋」として
人の話を聴く活動をしています。

珈琲、クラフトビールと猫と旅が好きです。

目次