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学生の頃。

自分で言うのもなんなのですが、結構、勉強ができた中学時代。

高校進学をどこにするか? という時に、親の希望でもあった大阪の工業高専(工業系の5年制の学校)を受験することにしました。 高専の受験は日程的に私立と公立の間で行われるので〝もしアカンかっても公立があるやん。〟って言うノリ。w

先生からも〝太鼓判〟を押されたわけじゃなくって、『公立もあるし、受けて見られたらどうですか?』的な感じで、決して強く勧められたわけではありませんでした。 というより、地域的に高専という学校があまり知られていなかったというのもあります。 正直、担任もあんまり知らない様子でした。 なので、ダメ元で受けたのです。 が、ダメ元と言いつつも、その当時は、ものすごく勉強しましたよ。 (^^ゞ 

夜型よりも朝型がいいってことで、早朝、3時とか4時くらいに起きて勉強してました。 寒い時期だったので、コーヒー入れたポットを用意してもらったりして。 今から思えば、後にも先にもあれほど勉強したのはなかったかな。笑

そんなこんなで、お蔭さまで高専に無事合格し、5年間の高専生活が始まったのでした。 


高専というところは、一般の公立高校のように学区が決まっているわけではなく、大阪府下全域から通学してきます。 入学した1年の初め、担任からズバッと言われたこと。 それは… 

君はギリギリで入ってるから、しっかり勉強せなアカンで!

でした。苦笑 

確かに、周りの連中は賢そうな… いや、もとい、賢いやつばっかり。 

ボクが通ってた中学では、悪いやつはホンマにどうしようもなくワルだったんだけど、ここでは違っててワルでも賢い。笑  

例えば、タバコなんかがそれ(未成年者の喫煙は禁止されてるんだけどね。(^_^;))。 その当時思ってた、タバコ吸う=ワル=頭悪いという方程式が成立しなくて… タバコを吸うてても、賢いやつは賢かった。 ある意味、自分が井の中の蛙だったこと、それに、外見と中身はイコールではないということをこの時痛感したわけです。

また、高専というのは特異な環境で、5年制なので入学したての15歳の小僧から成人迎えた20(過ぎもいる)の人らが同じ敷地に混在しているのですよ。 入学したての頃は、5年生なんてものすごくおっさん大人にみえて。 w

校舎内には普通に喫煙場所があるし、クラブの歓迎会も先輩方は未成年じゃないので普通に飲んでるし。笑 

そうそう、高専では2年生くらいから大学課程の授業が入ってきます。 学期も前期と後期の2学期制で、試験は前期後期での中間・期末の4回。 範囲も広くて、かなりハードでした。

3年から4年に上がる頃が、ちょっとした難関。 普通で言えば、大学受験な年だから、まぁ当然と言えば当然かな。 その年には留年もしくはリタイヤする輩もいたりして。 同級生にも居てたな。 ちなみに、3年の満了でやめたとしても高卒の資格はもらえます。

4年の時にクルマの免許をとって、体育祭や文化祭などをさぼってドライブにいったりしましたね。 ちなみに、高専は、バイクOK(ただし、通学はNG)なので、16歳でバイクの免許も取ったのだけど、親からの猛バッシングを受けて免許だけ取って、乗るまでには至らず。(^_^;)  

そんなこんなで、留年することなく、いちお無事に卒業することができたのでした。

卒業後は、大学編入もしくは就職という道があるのですけど、ボクは・・・


ちょっと余談。

〝高専の知名度〟は、エリアによります。 府立高専は大阪府下全域から受験可能なのですけど、ボクが住んでた八尾では、ほぼ知名度がなかった。 笑  

その当時、ボクが行ってた中学からはボクで3人目くらいだったかな。 ほぼ、学区内の公立高校か、もしくは私立に進む奴ばっかりでした。 

最近の高専の知名度ってどうなんだろう? よくわからないのだけど、今の高専はちょっと仕組みが変わって、高専卒業後、もう2年プラスして進学できるパターンができてるみたいですよね。 大学に編入したり、就職したり、選択肢がたくさんあるので高専と言う選択肢もお奨めです。 

そうそう、府立高専も大阪府立大学の傘下に入って、大阪府大高専となってるようですね。 さらには、改編が進んで「大阪公立大学工業高等専門学校」という名称になるとのこと。 ボクらが学んだ寝屋川の学舎も閉じられて、中百舌鳥の方へ移るという噂を聴いてます。(しらんけど…)


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